Windows Subsystem for Linux (WSL)上でIntel Parallel Studio XE 2017 Composerのインストール

Windows Subsystem for Linux (WSL),あるいは別名Bash on Ubuntu on Windows上でIntel Parallel Studio XE 2017 Composer Edition for Fortran and C++ Linux Update 4をインストールしようと格闘しました.最新版ではないのは,ライセンス契約の更新をしておらず,この製品までしかライセンスが無いためです.インストールガイドはこちらです.なお,今回はWSL上でインストールし直しますので,Registration Serverのライセンスの管理において,以前のインストール先のHost IDのライセンスをアンインストールし,新たにインストールするコンピュータのHost ID (Physical Address)を登録しておく必要があります(この方式は2016年以降導入されたようです).Host IDは,WSLのターミナルで

$ /sbin/ifconfig eth0

として現れるHWaddrの後の:で2桁ずつ区切られた12桁の文字列です.さらに,同サーバーのライセンス管理で登録アドレスへのライセンスファイルの再送信(メールのマークをクリック)をし,ライセンスファイルを入手します.
インストーラをダウンロードしたディレクトリに移動して,解凍し,展開されたディレクトリに移動し,sudoでinstall.shを実行します.

$ tar xf parallel_studio_xe_2017_update4_composer_edition_online.tgz
$ cd parallel_studio_xe_2017_update4_composer_edition_online
$ sudo ./install.sh

しかし,ここで以下のようなエラーとなりました.

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Initializing, please wait...
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Something wrong with activation module. Please go to
http://www.intel.com/software/products/support/ for your support options.
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Parallel Studio XE 2018 Composerのインストール

その後ググって見たところ,こちらの記事で2018バージョンであればIntel compilerがインストールできることがわかりました.仕方がないので,ライセンスを更新し,2018バージョンで試してみることにしました.方法は2017のときと同様で,エラーが出ず,あっさりインストールに成功しました.ライセンスはnamed licenseですが,認証はシリアルナンバーを入力する方法で簡単に済ませられました.この場合ライセンスファイルは不要のようです.また,2017のときと比べ,全部入りでよければデフォルトのまま何も考えず,インストールできてしまいました.ずいぶん簡単になったように感じます.Pythonを使う場合はバージョン2.7が必要とのことでした.
結局,WSLではParallel Studio XE 2018が見かけ上インストールできました.

しかし,コンパイルができません

ifortでコンパイルを試みましたが,以下のエラーとなりました.こちらの記事によれば,残念ながらまだ未対応のようです.

ifort: error #10103: can't fork process: Invalid argument