研究トピックス
ドローン空撮画像に深層学習を適用した海草藻場の分類手法の開発
研究の概要 アマモ場等の海草藻場は海洋が隔離・貯留する炭素と定義されるブルーカーボンへの貢献や,水産等の生態系サービスとの相乗便益が期待されます.海草藻場の再生は以前から地域のNPO等により取り組まれてきましたが,二酸化 […]
マクラン沈み込み帯における包括的な確率論的津波ハザード評価
マクラン沈み込み帯(MSZ)の地震はイラン南部沿岸への津波を引き起こす危険性がありますが,少数民族の居住地や未開発の地域が多く,ほとんど研究がなされていませんでした.一方,チャバハールは重要な港湾都市であり,自由貿易ゾー […]
津波に対する知識・意識・態度について:イラン南部沿岸における現地調査
研究の概要 イラン南部沿岸(主にオマーン湾に面した沿岸域)は津波や高潮災害の懸念がありますが,イランで最も低開発な地域であることから,ほとんど対策検討が進んでいません.近年,イラン政府はこの地域を自由貿易地域に指定する動 […]
ニューラルネットワークと衛星画像Seitinel-2を用いたミャンマー・ウンバイクマングローブ保護区内の違法開墾後の放棄地におけるマングローブ林の自然再生評価
研究の概要 ミャンマー・チャオピュー県のウンバイクマングローブ保護区では違法なエビ養殖池や水田の開墾が行われましたが,行政指導により多くが放棄されました.植林によるマングローブ再生活動は世界中でしばしば行われてきましたが […]
スリランカ・マラウィラ海岸における海岸侵食の実態とそのメカニズム
研究の内容 コロンボ北部に位置するスリランカ西部海岸では,砂浜の侵食が沿岸域コミュニティの人命や資産の安全,漁業や観光等の生業を脅かしつつあります.この侵食の原因については行政や住民を含むステークホルダーの間で十分なコン […]
バングラデシュ沿岸域の地下水の塩水化と付随する地下水汚染リスクが飲料水の脆弱性を高めている
バングラデシュは気候変動,海面上昇,浸水,塩水の侵入に対して最も脆弱なデルタの一つです.地下水の塩水化は沿岸地域社会の家庭の水の安全性に対する深刻な脅威になりつつあります.私たちの研究では地下水は塩分遡上によってひどく汚 […]
気象場再解析データと台風モデルを用いた東京湾における高潮再現計算
気象場再解析データを台風周辺部に適用し,台風中心部には台風モデルを適用し,両者の間を内挿すること,および非構造格子有限体積法海洋モデルFVCOMを用い広領域を計算対象に含めることで,高潮再現精度の向上を図る研究論文を発表 […]
2019.7.8 iSymWater2019に参加
北京のXijiao Hotelで開催されたiSymWater2019において,基調講演「Sustainable Marine Environment and Coastal Disaster Mitigation in […]
バングラデシュ南西部沿岸域において,飲料水の塩水化とそれがもたらす健康被害が環境難民化のリスクを高める
バングラデシュ沿岸域における塩害の影響を対象とした研究論文を発表しました.バングラデシュは河口デルタの発達した国で,気候変動や海面上昇に対して非常に脆弱です.同国の南西部沿岸域は,長期にわたる洪水や高潮による浸水によって […]
ENPC-UTokyo Joint Workshop
2018年12月3日にフランス国立土木学校(ENPC,あるいはEcole des Ponts ParisTech)と東京大学でジョイントワークショップが開催されました.東京オリパラ2020とパリオリパラ2024の共通課題 […]