津波に対する知識・意識・態度について:イラン南部沿岸における現地調査

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研究の概要

イラン南部沿岸(主にオマーン湾に面した沿岸域)は津波や高潮災害の懸念がありますが,イランで最も低開発な地域であることから,ほとんど対策検討が進んでいません.近年,イラン政府はこの地域を自由貿易地域に指定する動きがあり,重要地域と位置づけられつつあります.また,少数民族が多く居住し,宗教的影響も大きいことから,通常の減災対策ではうまく機能しないことが想定されました.

そこで本研究では質問紙調査,インタビュー調査,およびフォーカス・グループ・ディスカッション(Focus Group Discussion, FGD)により,同沿岸域の都市と地方を含む複数の地域における住民の津波に対する知識,意識,および態度や減災マネジメントにおける課題を明らかにしました.その結果,行政への信頼の欠如,教育の重要性,地域の宗教指導者の役割の重要性が明らかとなりました.

掲載論文

Salah, P. and Sasaki, J. Knowledge, awareness, and attitudes toward tsunamis: A local survey in the southern coast of Iran. Sustainability 13(2), 449, 2021. URL DOI

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