Gmsh-FVCOM on Windows
Gmshを用いてFVCOMのmeshを作製する方法を紹介します.Windowsを想定していますが,用いるツールはマルチプラットフォームなので,Linux等でも同様にできるはずです.
Inkscapeのインストール
ダウンロードサイトからダウンロードします.Windows 64bit版のみはこちらのサイトからダウンロードします.その後,適当なフォルダで解凍し,トップにあるexeファイルを実行します.
64bit版のデフォルトではGUIの色が大変見にくいので,ここを参考に色のカスタマイズを行った方がよいでしょう.例えば,Inkscapeをインストールしたフォルダの
[cc]
./Frameworks/etc/gtk-2.0/gtkrc
[/cc]
をエディタで開き,最初の方にある,gtk_color_scheme = の部分で,
[cc]
fg_color:#000000
bg_color:#e6e6e6
text_color:#b4b4b4
[/cc]
とすると大分見やすくなりました.nは区切りを意味します.色はRGBの16進コードで設定しますが,コードと色の対応はここで確認できます.
拡大縮小はCtrl + マウスホイール,左右移動はShift + マウスホイール,上下移動はマウスホイールでできます.
GSHHGのshpファイルの準備
NOAAのGSHHGのサイトで,最新版のgshhg-shp-*.*.*.zipをダウンロード・解凍し,フォルダ構造を維持したまま以下のフォルダに格納します.
[cc]
../data/contours/gshhg/
[/cc]
ETOPO1_Ice_g_gmt4.grdの準備
NOAAのETOPO1のサイトで,ETOPO1 Ice Surface →grid-registered → netCDF のディレクトリにある,ETOPO1_Ice_g_gmt4.grd.gzをダウンロード・解凍し,以下のフォルダに格納します.
[cc]
../data/bathymetry/etopo1/
[/cc]