Fortran モジュール副プログラム(1)
Table of Contents
3.1 副プログラムに関する基本事項
今まで作ってきた,program文とend program文に囲まれたプログラムは「主プログラム」という1つのプログラム単位である.
外部サブルーチンやモジュールサブルーチンといった,ある仕事のまとまりを記述した複数の「副プログラム」に分割してプログラムを作ると,プログラミングの見通しがよくなり,プログラムコードの再利用にも便利である.今日は副プログラムの一つである,モジュールサブルーチンを学ぶ.
3.2 モジュールサブルーチンの基本形
module モジュールの名称
implicit none ! ここで宣言すれば,このモジュールに含まれるサブルーチン内でも有効
contains ! おまじない.これ以降にこのモジュールのサブルーチンを定義
subroutine サブルーチン名称(仮引数,...)
...
end subroutine サブルーチン名称
...(他のサブルーチンも同様に定義)
end module モジュールの名称
このモジュールサブルーチンを使用するには,呼び出す側のプログラムで以下のようにこのモジュールの使用宣言をした上で,サブルーチンをcallする.
use モジュールの名称 ... call サブルーチン名称(実引数, ...)
3.3 局所変数とグローバル変数,仮引数の属性指定
リスト3.2に取り組む
演習3.2に取り組む
リスト3.3に取り組む
演習3.5に取り組む