20160513185145気象データベース・地上観測のDVDを購入しました.収録期間は1961年1月1日から2014年12月31日です.ただし,観測点によって開始年が異なります.このデータベースには気象SQLビュワーというソフトが付いていまして,データを簡単に切り出し,csvファイルに出力ができます.
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データーの2次利用には「気象庁提供」の明示が必要です.

2018年6月17日加筆: 本DVDデータベースは販売が終了してしまったようです.

インストール

Windows 8.1でインストール可能でした(2018.6.17 Windows10でも可能).最初にデータベースのインストールが必要です.あらかじめインストール先のフォルダを作成しておきます.ここでは以下のフォルダにインストールすることとします.

d:\dat\met\気象データベース

次にDBsetup.exeを実行してインストールします.さらに,SqlView7.zipを適当なフォルダに解凍します(2018.6.17: インストール用exeもありますが,これではエラーとなり,インストールできませんでした)

気象SQLビュワーの実行

先に解凍した,sqlView7.exeを実行し,気象SQLビュワーを立ち上げます.最初に,道具⇒「環境設定」でDB終了年を正しいものに設定して,ビュワーを再起動します.
気象データベース抽出画面でデータベースフォルダを指定します.「参照」ボタンで気象データベースのインストール先を指定します.ここで,「ファイル」には拡張子がdatの任意のファイルを選択します.ここが空欄だとうまく設定できませんでした.
地上観測時別のタブを選択します(日別も同様です).右上図のように「全観測所」のチェックを外して観測所を選び,「有効データ」と「閾値ソート」のチェックを外します.全データベース項目にチェックを入れると,リマークを含むすべてが出力できます.このチェックを外し,下の項目をすべてチェックした場合はリマークが除かれます.リマークには欠損情報等があるので,確認のため必要です.

20160513185725実行をクリックすると右下図のようなレコードが現れます.「編集」⇒「列ラベル出力」をマークし,「ファイル」⇒「CSV保存」で保存します.
抽出期間は複数年可能です.データ仕様が同一の期間をまとめて抽出しておくと便利です.例えば,1991年から2014年の抽出を行うことができました.なお,途中で何度かメモリ不足になるかもしれないとの確認があり,継続しますかと聞かれますが,その都度「はい」をクリックすれば問題ありませんでした.日別値の場合は1測点全期間の出力が一度に可能でした.

データカラム

データベースの各カラムは次のようになっていました.

0 A 1 B 2 C 3 D 4 E 5 F 6 G 7 H 8 I
KanID Kname KanID_1 YYYY MM DD HH lhpa lhpaRMK
観測所ID 観測所名 観測所RMK 現地気圧(0.1hPa) 現地気圧RMK
662 東京 662 2014 1 1 1 10035 8
9 J 10 K 11 L 12 M 13 N 14 O 15 P 16 Q
shpa shpaRMK kion kionRMK stem stemRMK rhum rhumRMK
海面気圧(0.1hPa) 海面気圧RMK 気温(0.1degC) 気温RMK 蒸気圧(0.1hPa) 蒸気圧RMK 相対湿度(%) 相対湿度RMK
10080 8 53 8 61 8 68 8
17 R 18 S 19 T 20 U 21 V 22 W 23 X 24 Y 25 Z
muki mukiRMK sped spedRMK clod clodRMK tnki tnkiRMK humd
風向(1(NNE)~16(N)) 風向RMK 風速(0.1m/s) 風速RMK 雲量(10分比) 雲量RMK 現在天気 現在天気RMK 露天温度(0.1degC)
15 8 10 8 0 2 0 2 -1
*全天日射量日別値の単位について:1961-1980は1cal/cm2,1981以降は0.1MJ/m2
26 AA 27 AB 28 AC 29 AD 30 AE 31 AF 32 AG
humdRMK lght lghtRMK slht slhtRMK kous kousRMK
露天温度RMK 日照時間(0.1時間) 日照時間RMK 全天日射量(時別値 0.01MJ/m2,日別値* 0.1MJ/m2) 全天日射量RMK 降水(0.1mm) 降水RMK
8 0 2 0 2 0 2

この中で,RMKはRemark(備考)で,整数が入り,それぞれの数値の意味は以下の通りです.このうち,RMK値が0,1,2の場合は何らかの欠損値処理か,確認が必要であり,RMK値が6の場合は測定値を0に置き換える必要があると判断しています.RMK値が2は多数存在します.例えば全天日射の場合,夜間は観測していないため(というか,日射は存在しないですね),RMK値は2であり,値は0が入っているようです.また,雲量は観測していない時間については,RMK値が2で,値は0が入っているようですが,本来これは0でないはずです.雲量が重要であれば,特に全天日射が0より大きいときには,前の観測値を外挿する等,工夫が必要と思われます.

RMK整数 意味
0 観測値が未作成の場合
1 欠測
2 観測していない場合
3 日の極値が真の値以下の場合,該当現象がない推定値の場合
4 日の極値が真の値以上の場合,該当現象がない地域気象観測データを使用する場合
5 推定値が含まれる場合,または24回平均値で欠測を含む場合
6 該当する現象がない場合(降水量,日照時間,降雪,積雪,最低海面気圧)
7 日の極値の起時が前日の場合
8 正常な観測値
9 日の極値の起時が翌日の場合,または1990年までの80型地上気象観測装置からの自動取得値