国際会議ICOPMAS-2022に対面出席

Table of Contents

2023年5月9日,10日にイランのテヘランで開催された,14th International Conference on Coast, Port and Maritime Structure (ICOPMAS-2022)に出席しました.COVID-19以来初めての対面での国際会議でした.すっかりコロナ前に戻っていました.

旅程

1泊4日でカタール航空,ドーハ乗り継ぎでした.今回の出張では到着ビザを取得すればよいとのことで,手配済みと聞いていましたので,イマームホメイニ国際空港ではそのまま入国審査に向かうと,登録がないとのこと.ありがちなトラブルですが,Visa on Arrival窓口でビザを取得する必要があるとのことで,窓口へ.今度は会計窓口でビザ代を支払う必要があり,71 USDでドル以外受け付けないとのこと.今回の出張は先方負担のため,日本円以外はほとんど無く,家に残っていたドルを念のため持ってきていましたが,それでぎりぎり足りました.足りなかったらどうなっていたのでしょう.ビザ代を払って再びビザ窓口に戻り,手続き完了と思ったところ,海外旅行傷害保険証書を見せろとのこと.クレジットカードの自動付帯があると説明すると,イランでは海外のクレジットカードは使えない,と言われ,焦りました.イランでは保険加入の義務があるのですね.強制送還か,と頭をよぎりましたが,滞在日数を聞かれ,1泊2日と答えると,それならOKという寛大なお言葉でビザを受け取ることができました.到着ロビーでは主催者のPort and Maritime Organization (PMO)の職員が出迎えてくれました.
ホテルはParsian Azadi Hotelでした.
テヘランは車社会で渋滞がひどいです.空港からホテルまでは2時間以上かかりました.ガソリン代は5円/Lとか.アメリカに加え,EU(人権問題が主な理由)からも最高レベルの経済制裁を受けていますが,資源が豊富で困窮はしていない様子です.大国ですね.

May 8  QR802 NRT/DOH 2230/0405+1
May 9  QR482 DOH/IKA 0735/1020
May 10 QR499 IKA/DOH 2245/0020+1
May 11 QA806 DOH/NRT 0205/1835


ドーハの空港


Parsian Azadi Hotel


ホテル客室からの眺め.雪をかぶっているアルボルズ山脈が見えます.Mt. Damavandは標高5,610mでイラン最高峰です.

国際会議

会議では基調講演「Carbon removal and emission processes and the promotion of climate change mitigation in Tokyo Bay」と海洋環境セッションの座長を担当しました.


海洋環境セッションの座長

在イラン日本大使館を訪問

国際会議に参加されていた,西一等書記官のご案内で在イラン日本大使館を訪問し,相川大使とイランのペルシャ湾情勢,水環境,留学生教育事情について意見交換させていただく機会を頂きました.


相川大使(右),西一等書記官(左)と.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください