Fortran 反復演算と基本プログラミング(1)
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教科書:牛島省(2007)「数値計算のためのFortran90/95プログラミング入門」森北出版
適宜,ディレクトリを作成し,その中でプログラムを作成,実行すること.ディレクトリtestを作成するには次の用にする.
- $ mkdir test
リスト1.1
- implicit noneを必ず書け.
- implicit noneを宣言すると,変数,定数は型宣言が必要.integerは整数であることを表す.1は整数だが,1.0は整数ではない!
- プログラム名,変数名などは,先頭はアルファベット,2番目以降はアルファベット,数字,_(アンダースコア)を用い,31字まで.
- ! 記号以降はコメントとなる.コメントをしっかり記述しておくと後でプログラムを解読する際の助けになる.
リスト1.3
- modは剰余を求める組み込み関数.mod(10, 3) は1(余り1)である.組み込み関数は教科書p. 205以降にまとめられている.
リスト1.4
- read(*, *)は標準入力(キーボード)からの読み込みを表す.ひとつ目の*は標準入力を,二つ目の*は書式のひとつで並びの入力を表す.
リスト1.5
- 無限ループから抜ける方法にはexitとcycleがあり,両者の違いを理解すること.ただし,2重以上のループの外に抜けることはできない.
リスト1.6
- goto文は2重以上のループを抜けるときに便利.しかし,goto文はプログラムが飛ぶので多用しない方がよい.
- continue文はgoto文の行き先を示すのに使われているが,continue文は何も実行はしない.番号を伴い目印として使われる.