12月14日国際誌Journal of Marine Science and Engineeringに論文出版

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当研究室博士課程の中村航さんらによる以下の論文が国際誌Journal of Marine Science and Engineeringに出版されました.
昨今注目を集めている海洋生態系が隔離貯留する炭素と定義される「ブルーカーボン」に関わる研究です.沖縄県の石垣島や西表島のフリンジマングローブ(河口ではなく,海岸に発達するマングローブ)での現地調査に基づき,フリンジマングローブ林に隣接する干潟はpCO2の上昇を緩和し、溶存炭素の沖合への流出を促進している可能性を示唆したものです。
中村さん,おめでとうございます.

Nakamura, W., Wang, K., Ono, K., Endo, T., Watanabe, S., Mori, T., Furukawa, K., Fujimoto, K., Sasaki, J. A tidal flat adjacent to a fringe mangrove forest mitigates pCO2 increases and enhances lateral export of dissolved carbon. J. Mar. Sci. Eng., 11, 2356, 2023. DOI

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