NCL-6.3.0 on CentOS 7 for handling NCEP-FNL

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SWANやWRFの境界条件として風向風速データ等の気象データが必要になります.全球の客観解析,再解析データがUCAR/NCAR Research Data Archiveに集約されていますが,特に開発途上国に適用する場合はその中にあるNCEP FNLを使用する場合が多いかと思います.ここではその入手方法とデータのハンドリングについて紹介します(作成中).

Useful Links

How to get NCEP-FNL data

作成中

Install NCL

インストール方法はこちらのサイトに詳細に記載されています.ただし,通常は不要らしい,Set the DISPLAY environment variable to indicate where to display graphics も実行しておく必要がありました.また,最後の方にあるtestのうち,以下のncar graphicsのテストではリンクエラーとなりました.必要なライブラリがインストールされていないことに起因するようです.NCLのみでよければこのtestが通らなくても問題ないようです.

[cc]
### これはリンクエラーとなったがNCLは問題なく動く
$ ncargex cpex08 -clean[/cc]

wgrib,wgrib2のインストール

yumで簡単にインストールできます.ただしepelのレポジトリを登録しておく必要があります.

[cc]
# yum install wgrib
# yum install wgrib2
[/cc]

Handling of GRIB data

GRIBデータにはGRIB1とGRIB2があります.例えばNCEP-FNLは1999-2007がGRIB1,2007以降がGRIB2となっています.ハンドリングにはNCLを用いる方法,wgribを用いる方法があります.

NCLを用いたGRIBデータのハンドリング

fnl_20000101_06_00.grib1がGRIB1データであるとします.データハンドリングにはncl_filedumpを用います.以下に使い方の例を紹介します.

[cc]
### メタデータ情報を出力 Output information about meta data
$ ncl_filedump fnl_20000101_06_00.grib1 >grib1.txt
### 地上10mの風速東西成分(m/s)を出力.HTGLは地上10mを意味.
### Output east-west component of wind speed (m/s) at the height of 10 m from the ground level
$ ncl_filedump -v U_GRD_3_HTGL -ftime fnl_20000101_06_00.grib1 >grib1_U_GRD_3_HTGL.txt
[/cc]

メタ情報の意味を理解するのに有用なサイトのリンクは上のリンク集にあります.検索する場合はNCEPとキーワード(例えば,HTGL)を用いるとよいでしょう.

It may be useful to take a look of the web sites in the links above to understand the meaning of meta data. If you try to get information about meta data using Google search, two keywords of 'NCEP' and a keyword like 'HTGL' are recommended to be used.

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