Windows Vistaでハードディスク換装の技

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ハーディスク換装の一般的な方法についての解説です.JUST SYSTEMSから出ているParagon Partition Manager 9.0を使用します.メーカー製のパソコンの場合,OSのリカバリー領域等,特殊なパーティションがあったりします.その場合,少しこつがいるようです.

移行先ハードディスクにクローン作成

  1. 移行先のハードディスクを接続する.
  2. Paragon Partition Manager 9.0を立ち上げ,「コピー操作」→「ハードディスクのコピー」をクリックする
  3. パーティションサイズの変更等はせず,全く同一のクローンを作成する

このようにすると,移行元と移行先が同一となり,移行先のハードディスクに未割り当て領域が残りますが(移行先の容量の方が大きい場合),リカバリー領域等があっても問題無くコピーができるようです.未割り当て領域は後で対処します.

  1. 移行先のハードディスクを内蔵ディスクとして接続する
  2. パソコンを起動する.
  3. 2.でエラーが出たら,推奨に従って,Windows Vistaのメディアを入れ,Windowsの修復をする. パソコンによってはメーカーが提供するリカバリーディスクを用いることで同様の対処ができるようです.

未割り当て領域の解消

以上でとりあえず換装は終わるのですが,このままですとせっかく大容量のハードディスクに換装しても,容量は以前のままです.そこで,パーティション操作をして,容量を増やします.ここではCとDドライブがあるものとします.

  1. Paragon Partition Managerを立ち上げ,「パーティションの操作」→「Paragon Partition Manager 9.0」をクリックして,メインメニューを立ち上げる
  2. 左のメニューから「空き領域の移動」をクリックし,Dドライブの拡張をします.このとき,未割り当ての部分をすべてDドライブに入れてしまうのがよいでしょう.ところで,ウイザードの途中で前に進めなくなる現象が何度か見られましたが,同じことを何度か繰り返すとできるようになりました.よく分かりませんでしたが,ディスクの認識に時間がかかるのかもしれません.
  3. 次に,もしDの一部をCに移動したい場合は,再度2.と同様の手続を実行します.

2. と3. の操作はかなりの時間がかかるようです.3.は数時間から10時間くらいのオーダーでしょうか.

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